社会人の必須スキル「ロジカルシンキング」が、プログラミングで身につく理由
2020年09月23日
目次
- 1.社会人の必須スキル「ロジカルシンキング」が、プログラミングで身につく理由
- 2.論理的思考力は、なぜ必要か?
- 3. 論理的思考力が高い人は「仕事がデキる」
- 4.ロジカルシンキングは、プログラミングで身につけよう
- 5.まとめ
1.社会人の必須スキル「ロジカルシンキング」が、プログラミングで身につく理由
「論理的思考力」「ロジカルシンキング」という言葉をご存知ですか?
論理的思考力は、就職活動/業務において必須スキルであることから、就職活動を境にその重要性を知ったという方も多いのではないでしょうか。
しかし、なんとなく重要そうだなと思いながらも「論理的思考力はどんな場面で活かせるの?」「論理思考力はどうやって身に付くの?」と疑問に思っている人も少なくありません。
そこで今回、そんな疑問を解消すべく、本記事では「なぜ論理的思考力が重要なのか?」「論理的思考力を身につける方法としてのプログラミング」の2点についてご紹介します!
2.論理的思考力は、なぜ必要か?
皆さんの中にも、就職活動において「面接やGD(グループディスカッション)において論理的思考力が重要になる」という話を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
実際に企業は論理的思考力のある学生を求めており、「企業の採用と、教育に関するアンケート調査」では、企業が学校教育に対して期待することとして 「論理的思考能力等の養成」を上位に選んだ企業が 91.2% にも登っています。
つまり9割以上の企業が、学生時代に論理的思考力を身につけた上で、就職/仕事に臨んで欲しいと考えていると言い換えてもよいでしょう。
では、企業はなぜ論理的思考力を求めるのでしょうか。
仕事の現場では、常日頃から課題が発生します。
その課題を解決するために必要となるのが論理的思考です。
論理的思考ができないと、日々の課題を解決するために何をすべきか、適切に判断することができません。
もしあなたがあるスーパーA店の店長で、売り上げが先月から20%落ちたらどうしますか?
「広告の数を増やそう!」「SNSで若者を取り込もう!」などなど、様々なプランを考えると思います。
しかしこれで売り上げが戻るとは限りません。
売り上げは落ちていても、顧客数は増えている、若者顧客も増えている可能性が十分にあり、売り上げが落ち込む原因ではない可能性があるのです。
これではいくら広告を出しても、SNSを運用しても売り上げは戻りません。
では、論理的思考ができる人はどう考えるのでしょう?
「売り上げが20%落ちているけど、来店客数は変わらず、客単価が落ちている!客ごとの買い上げ点数に変化は見られないけど、商品単価の安いものばかり購入されている!その要因は、、」
と、物事を筋道立てて捉えることができ、生じた課題の要因をピンポイントで特定することができます!
すなわち、論理的思考ができると仕事で課題に直面しても的確に対処できる、いわゆる仕事がデキる人になるのです!
3.論理的思考力が高い人は「仕事がデキる」
マッキンゼー・アンド・カンパニーやボストンコンサルティンググループといったコンサルティングファームの名前を聞いたことがある人もいますよね。これらコンサルティングファームは、知的生産性の高さや、厳しい環境ながらも高い報酬を得られることから、学生に最も人気の企業群の一つです。
これらコンサルティングファームの代名詞ともなっているのが、論理的思考力。
その論理的思考力で多くの課題解決法やフレームワークを生み出し、そうした書籍を多数出版していることからも、論理的思考力の重要性を知っている人もいるのではないでしょうか。
コンサルティングファームは、論理的思考力によって、高い成果を生み出している最たる事例といえるでしょう。
そして、論理的思考が重要であるというデータには、別の裏付けもあります。
アメリカの大学が、数学の成績がトップ1%にあたるなど、論理的思考力が高いと思われる約2,000人の小学生の40年後の年収について、という調査を行いました。
すると調査対象の40年後の年収は、男性で 平均1,500万円、女性で 平均900万円 という高年収であることがわかりました。
(出典:https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0956797614551371)
年収が高いということは、仕事でそれだけの価値を生み出している、つまり仕事がデキる人と言い換えてもいいでしょう。
論理的思考力が高ければ、それだけ仕事を通じて成果を生み出すことができる、そうした事実がなんとなくイメージできましたでしょうか。
4.ロジカルシンキングは、プログラミングで身につけよう
私たちGeekSalonは、プログラミング教室を開いている理由として「開発経験を得て、将来エンジニアとして活躍して欲しい」「仲間と一緒に切磋琢磨する経験を得て欲しい」という他にも「プログラミングを通じて、社会人としての基礎スキルを身につけて欲しい」という想いを持って活動しています。
「開発を通じて、プロジェクト管理のスキルを身につける」「一つの物事を完成させるために、努力する力」など、開発経験を通じて得られる社会人の基礎スキルはたくさんあります。そして、その中の一つに「プログラミングを通じて、論理的思考力を養う」という点があると考えています。
では、なぜプログラミングでロジカルシンキングが身につくのでしょうか?
まず、ロジカルシンキングとはどういったものかを考えてみましょう。
ロジカルシンキングは、ある事象・事柄に対してそれを要素分解し、筋道立てて考えることです。
前の節でもあった通りに、ビジネスの場面で何か問題が生じたり、課題を発見したときはその課題を要素分解して捉えることができる力です。
ロジカルシンキングができると図のように売り上げを因数分解することで、要因を特定し、適切なアプローチで課題を解決することができます。
次に、プログラミングの思考フローについて見ていきましょう。
プログラミングは、”ある動作を実現するためにプログラムを書く”のが基本的な流れです。
しかし、自分が思い描いた動作をしない、”エラー”が度々生じます。
この”エラー”を解決することで理想の動作を実現します!
上の図を見てみましょう。
”↑”キーを押してもPlayerが動作しないといったエラーが生じています。
これについて要素分解し、なぜ動かないのかという要因を特定してそこにアプローチします。
このエラー解決の流れは、まさにロジカルシンキングと同様に、課題を解決していく思考です。
プロダクト開発を進めていく上では、常にこうした思考をし続ける必要があるため、必然的にロジカルシンキングが身につくのですね。
5.まとめ
・プログラミングで、論理的思考力を身につけよう
・論理的思考力が就活においてかなり重要
・また、それを身につける手法としてプログラミングは非常に有効
「プログラミング学習で論理的思考力が身につくとはわかったけど、難しいんじゃないか?」「どうやって始めたらいいかがわからない」そんな人が多いのではないでしょうか?
私たちGeekSalonでは未経験から3ヶ月でオリジナルアプリを開発するカリキュラムを提供しています。
・1人ひとりに専属のメンターがつき、質問や学習スケジュール管理などをサポート
・オンライン教材もあるので、隙間時間を使って学習が可能
・オリジナルアプリの開発をゴールとするため、就活を踏まえたポートフォリオの作成も可能
といった特徴で、学生のプログラミング習得をサポートしています。
大学生向けのサービスですので、一般的な社会人向けスクールよりも費用も控えめとなっています。
無料の説明会も行っているので、興味を持った方はぜひ気軽に参加してみてくださいね。
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