エンジニア志望必見!プログラミングの挫折原因と対処法まとめ
2019年02月04日
目次
1.プログラミング学習における挫折率
2.プログラミングを独学した際の挫折ポイント
2-1.プログラミング学習の適切な内容がわからない
2-2.プログラミング学習のエラーで心が折れる
2-2.プログラミング学習の時間を確保できない
3.プログラミングスクールで学習した際の挫折ポイント
3-1.プログラミング学習の終わりが見えなくて挫折
3-2.プログラミング学習の進度に追いつけず挫折
3-3.プログラミング学習が任せきりで成長できず挫折
4.プログラミング学習における挫折の原因
4-1.プログラミング学習のモチベーションが続かない
4-2.プログラミングの勉強方法に問題がある
4-3.プログラミングを学習する時間の管理に問題がある
5.学習における挫折の要因を防ぐために必要なもの
6.プログラミングを学習する意味を見つける
7.プログラミングを学習する目標に向かって頑張る
8.プログラミングの学習方法は大まかに分けて3つある
8-1.プログラミングを独学で学習していく方法
8-2.プログラミングのオンライン教材で学習する方法
8-3.プログラミングスクールに通って学習する方法
9.プログラミング学習で挫折しない方法のまとめ
初心者がプログラミングを勉強する上で常にある危険が「挫折」してしまうこと。
特に知識がないうちのプログラミング学習は壁にぶつかり、それを乗り越えていくの連続です。
プログラミングは最初に行う環境設定から難易度が高く、学習中は常に出続けるエラーとの戦いになります。
プログラミング学習を挫折せずに進めていくには何が必要になるのでしょうか。
今回は初心者のプログラミング学習における最大の敵である「挫折」の問題について考えていきます。
1.プログラミング学習における挫折率
プログラミング学習における挫折率は非常に高く、 一説では独学で勉強した場合、挫折する確率は9割以上とも言われています。
トライアンドエラーで進んでいくプログラミング学習では一切挫折することなくスムーズに進むほうが難しいでしょう。
エンジニア志望の方でも自分はプログラミングに向いていないのではないかと自信をなくす瞬間があるはずです。
次の見出しではプログラミングで挫折しがちなポイントを紹介します。
2.プログラミングを独学した際の挫折ポイント
2-1.プログラミング学習の適切な内容がわからない
プログラミングは非常に奥が深く、言語の書き方から必要になるツールの使い方、フレームワークの概念など覚えなければいけないことがたくさん存在します。
変数や配列など初歩的な技術から始めてフレームワークなどレベルの高い学習を行うと良いのですが、最初は学習順序などわからないケースが大半です。
そのため何から手をつけるべきか混乱してしまい、挫折することがあります。
特に独学では手探り状態で進めることになるため、より挫折の危険度が増します。
2-2.プログラミング学習のエラーで心が折れる
プログラミングは常にエラーとの戦いです。
最初はエラーの意味を理解するところから始まります。
独学では教えてくれる人がいないため、都度自分でエラーの意味と解消方法を調べていくことになるでしょう。
コードが1文字間違っているといった軽微な理由でもプログラムは動かなくなります。
たった1文字の間違いに気づかず、エラーの解消に数時間悩んでしまうこともあるでしょう。
エラーのなかには、エラーがあることを知らせる文章が表示されないケースも存在します。
このタイプのエラーの解決はエンジニアでも苦労します。
こういったエラーは書いたコードを追っていってやっと解決するというケースも多く、骨の折れる作業です。
エンジニアでも苦労する種類のエラー解決は、独学で学習している初心者ならば尚更挫折するきっかけになりかねません。
エラーの解消は近くに聞ける人がいれば負担が少なくなりますが、独学だとネットや書籍を頼りにせざるを得ず、初心者には非常に大きなストレスとなります。
エラーの解消に長引けば長引くほど負担は大きくなり、挫折する原因になるでしょう。
2-2.プログラミング学習の時間を確保できない
プログラミングの勉強は一朝一夕で身につくものではなく、非常に時間のかかるものです。
一説では独学でエンジニアとして通用するレベルのスキルを身につけるには、約300時間の勉強が必要になるとも言われています。
そのため、いかに時間を捻出していくかが挫折しないためのカギになります。
学生の場合、学業とプログラミングの勉強を両立していかなければなりません。
一日のうち、仮に学業が9時から18時までだとすると残りの時間でプログラミングの勉強を進める必要があります。
実際は課題やアルバイトなどで更にプログラミングの勉強ができる時間は限られてくるでしょう。
ほかにも学習時間は体調にも左右されます。
プログラミングの勉強時間が確保できないとモチベーションが下がって挫折することがあります。
3.プログラミングスクールで学習した際の挫折ポイント
3-1.プログラミング学習の終わりが見えなくて挫折
プログラミングは奥が深くて突き詰めていくと終わりがありません。
それは独学でもプログラミングスクールで勉強していても変わらないでしょう。
特にエンジニアを目指しており、かつ完璧思考の方が陥りやすい罠が一気にすべてを理解しようとすること。
出される課題の範囲外まで手を出してプログラミングの世界を理解しきれないと思い、挫折する場合があります。
3-2.プログラミング学習の進度に追いつけず挫折
プログラミングスクールで講義式の授業を行うところに多いのが、授業についていけず挫折してしまうこと。
学習内容を理解するまでにかかる時間は個人差があるため、仕方ない部分でもあるのですが、授業においていかれることで自分にはプログラミングが向いていないと感じて退学してしまうケースが存在します。
3-3.プログラミング学習が任せきりで成長できず挫折
プログラミングスクールには生徒に付いてくれるメンターと呼ばれる指導者がいます。
生徒はわからないことや疑問点をメンターに質問することが可能です。
問題は自分でわからないことを調べる前にメンターに聞いてしまうケース。
これをしてしまうとエンジニアに必要な問題解決力が養われず、自分では何もできないまま時間が過ぎてしまいます。
作成するプログラムもメンターの力で出来上がるようになってしまい、いざ自分で何か作ろうとしても頭に定着していないために何もできないという状況になりかねません。
結果的に自分はプログラミングスクールで学んでもプログラミングスキルが身につかなかったと思い悩んで挫折してしまうのです。
4.プログラミング学習における挫折の原因
4-1.プログラミング学習のモチベーションが続かない
初心者がプログラミングの勉強を行う場合は基本的に基礎から学習していきます。
基礎的な変数や配列、if文やfor文の概念や書き方は理解できてもエンジニアが開発して実際に動いているサービスの中で、これらがどのように組み込まれているのか想像がつかないという初心者がほとんどでしょう。
動いているサービスがどのように作られているのか想像できるようになるにはある程度の学習時間が必要です。
同様にサービスを自作する段階に入れるスキルレベルに到達するにも学習時間を積む必要があります。
プログラミングの楽しさは自分でサービスを作れるまでスキルを身につけていないと実感しにくいところがあります。
そこに到達する前にモチベーションを無くしてしまい、挫折してしまうのは非常に勿体ないですね。
4-2.プログラミングの勉強方法に問題がある
勉強方法に問題があり、スキルが身についていないことを実感して挫折してしまうこともあります。
その際たる例が教本を購入し、読み進めるだけという勉強方法。
プログラミングは手を動かさないと身につかない分野の技術であるため、教本に書いてあるコードを読んでいるだけでは上達しません。
実際にコードを書いて体で覚えていく必要があります。
独学で学習している方は無意識でこの勉強方法をしている場合も。
他にもプログラミング言語を暗記しようとする方もいます。
こういった方はエンジニアが言語を全て暗記しており、高速でプログラミングしているイメージを持っている場合が大半です。
しかし、実際のエンジニアは高速でプログラミングなどしておらず、不明な点はウェブや書籍などで調べながらプログラミングしています。
まずはきちんと手を動かして基礎からプログラミングのスキルを身につけていくことが重要。
プログラミングをある程度できるようになるには学習時間を積む必要があることを覚えておきましょう。
4-3.プログラミングを学習する時間の管理に問題がある
学習時間の管理がうまくいかないために挫折するケースも存在します。
プログラミングの学習は地道なものであり、刺激的なものではありません。
そのため、勉強しているうちにダレてくる時もあるでしょう。
そのままだらだらと勉強していても学習効率が悪いため、スキルが身につかないまま時間だけが過ぎていってしまい、何時間勉強したかという自己満足だけが残る結果になります。
効率よく勉強を行うためには25分間勉強して5分間休むを繰り返すポモドーロテクニックの利用をお勧めします。
ポモドーロテクニックはエンジニアが生産性を上げるために採用している手法のため、効果はお墨付きです。
ポモドーロテクニックを利用することによって学習と休憩のメリハリをつけることができるため、学習効率が低下したまま時間だけが過ぎることを防止できます。
特に自分で学習時間を管理しなければならない独学の方にお勧めです。
5.学習における挫折の要因を防ぐために必要なもの
プログラミングの学習を行う上で挫折を防ぐために一番有効なのは、自分と同じくプログラミングを学ぶ仲間を作ることです。
一番わかりやすいプログラミング仲間を作る方法は、プログラミングのイベントや勉強会に参加すること。
勉強会ではエンジニア志望の初心者から上級者まで様々な仲間に出会えるでしょう。
上昇志向の強いエンジニアほど勉強会に参加する傾向が強いため、心強いメンターを得られる可能性もあります。
6.プログラミングを学習する意味を見つける
なぜ自分はプログラミングを勉強するのか意味を見つけることによって挫折する可能性を低下させることができます。
具体的にはエンジニアになりたいためだとかエンジニアの技術的な話を理解するためなどです。
プログラミングを学習する意味付けを行うことによって、エラーなどわからない点に詰まった時でも挫折せずに乗り越えることが可能になります。
7.プログラミングを学習する目標に向かって頑張る
プログラミングを勉強する目標を立てることも挫折防止のために大変有効な手段です。
立てる目標は大きなものではなく、頑張れば達成可能なものにするのがコツです。
例えば小さなウェブアプリを作るなどが挙げられます。
目標を達成したら新しい目標を立てます。
新しい目標を達成したら、さらに新しい目標を立てるという繰り返しで学習を進めると勉強が捗りやすく、自分にスキルがついてきていることを実感できるはずです。
このやり方だと徐々にできることが増えてくるため、モチベーションの維持にも役に立つでしょう。
8.プログラミングの学習方法は大まかに分けて3つある
8-1.プログラミングを独学で学習していく方法
独学でプログラミングを学習する場合は、最初に評判の良い初心者向けの書籍を一冊買って読むと効果的です。
書籍を読む上で注意しなければならないのが、読み進めるだけではなく本に記載してあるソースコードを実際に打ち込んで動作を確認しながら行うこと。
ある程度力が付いてきたと感じられるようになったら実際にウェブアプリを始めとしたサービスを作ってみましょう。
完成まで紆余曲折あると思いますが、プログラミングスキルだけではなく、設計に関してのスキルも学習できるため大きく成長することが可能です。
独学でエンジニアを目指す方は大変だと思いますがぜひ実践してみてください。
設計を理解できると現場で大きく活躍することが可能になりますよ。
8-2.プログラミングのオンライン教材で学習する方法
オンライン教材を活用してプログラミングの学習を行う方法もあります。
最初は動画学習型のオンライン教材を利用することをお勧めします。
特にエンジニア志望の方は難しい技術から入りがちなので、動画学習で基礎をしっかり勉強しましょう。
動画での学習は図やテキストだけと異なり、音声と映像で動的に説明してくれるため、非常にわかりやすいという特徴があります。
動画学習は初心者向けプログラミング学習サイト「ドットインストール」が有名です。
他にもイラスト中心のスライドでわかりやすく説明してくれる「Progate」があります。
エンジニアになりたい方はチェックしてみることをお勧めします。
8-3.プログラミングスクールに通って学習する方法
8-3-1.GeekSalonの学習は成果物志向
短期間でエンジニアとして就職したいといった理由でとにかく効率重視で勉強したい方はプログラミングスクールに通うことをお勧めします。
特にGeekSalonは大学生/院生限定のプログラミングスクールであり、完走率は驚異の80%。
一人一人にGeekSalon卒業生の専属メンターがつき、スケジュールの管理から技術的な質問への回答など親身になって対応してくれます。
他にもエンジニアを目指す仲間たちと一緒に学ぶため、技術面で教えあったり競い合ったりと相互成長が期待できる要素がたくさん。
学習期間は3ヶ月。
GeekSalonは成果物を非常に大事にしています。
最初の1ヶ月でプログラミングの基礎を学習しつつ、3ヶ月間で作るオリジナルアプリの企画を考案。
2ヶ月目から3ヶ月目までメンターと二人三脚でみっちりオリジナルアプリの開発に着手。
最終日には成果発表会を行います。
開発したオリジナルアプリと成果発表のために作成したプレゼン資料は、エンジニアの就職活動やインターンの選考で自由に使用できます。
エンジニア志望の学生でも実際にオリジナルアプリを作った経験がある割合は少ないことから、GeekSalonの経験は大きなアピールポイントになるでしょう。
9.プログラミング学習で挫折しない方法のまとめ
プログラミングの学習で挫折しないためには、勉強する意味と目標を持つことが特に大事です。
エンジニアになるために勉強する、そのための一歩としてオリジナルアプリを作る、といった具体性を持つことによって挫折の危険性を大きく減らすことが可能です。
特に独学で学習していこうと考えている方ほど上記の考えが必要です。
強い意志を持って取り組めばエンジニアとして活躍することも夢ではありません。